ご自身が病気でアパートの部屋から出られず、1日のほとんどをベッドの上で過ごしている方です。買い物、料理、掃除、代筆を頼みたいとで電話があり、社長が訪問、見積もりに行きました。

父親との関係が悪く、不自由なのにひとりで暮らしていますが、金銭面はもちろん、買い物等援助してもらっているそうです。色々な家事代行を使ったが長続きしなかったそうです。(食事の用意をする際に手を洗わなかった、頼んだものと違うものを買ってきた、メモを書くように言ったら字が間違っていた等の理由)時間は16~18時の2時間で、時間厳守、インターホンを鳴らしてもベッドから起き上がるのに時間が掛かるので、待っていてほしいとのことでした。

すぐに来てほしいとのことなので、翌日足利の家事代行スタッフが入ることにしました。翌日伺って、まずは買い物などの外出をする際に鍵の開閉をするため、そのやり方を教わり、1回やってみて覚えました。

その後、部屋でA4の紙にお客様の言ったことを書くことをしました。ペンを持つこと自体が大変で、とても疲れるとのことでした。作業に入った際には毎回この作業があるとのことです。漢字が分からなかったら、すぐに聞くこと。それでも分からないときは、スマホで調べること。間違えたら二重線で消して書き直すこと。何cm開けてと言ったら、私にこの位かと確認してほしい等説明を受けてから作業を開始しました。

途中、『足が痺れたら崩してください』と気を遣ってくれました。また『○○さんって同世代かな?』と言われたので『昭和○○年8月生まれです』と答えたら、『少しお姉さんですね、私も8月生まれ、獅子座?』『そうです』『一緒だぁ』と和やかな雰囲気になり、距離が近づいた気がしました。終わって書いたものを確認してもらい代筆は終わりました。

その後、スーパーの袋を△にたたむように言われてたたみました。『できない人が多いのに、レベル高いですね』と言われました。次は、玄関にあったスーパーの袋の中身を冷蔵庫に入れました。その後、キッチンの引き出しにバラバラに入っている紙ナプキンを揃えてほしいと言われました。
『それはマックの紙ナプキン、私の昼食は毎日マックなの、私って可哀そうでしょう⁈』と言ったので、『マックが好きで好きでたまらない人にはいいでしょうけど、毎日はキツイですね』と答えたら笑っていました。

その後、洗面台を言われたように掃除し、終わると17:45でした。『○○さん、ポーカーできます?』と聞かれたので、『やったことないです。』と言ったら、『私、トランプが好きで、特にポーカーはプロになりたかったくらい!基本的なことを教えるので付き合って』と言われました。2回やってお客様が勝ちました。

ゲーム中は、『今日は運がない』とか『あ~でもない、こ~でもない』と独り言を言っていて、初めての私に負けたくない、勝気な感じがしました。
時間となり、『来週は、買い物に行ってもらおうと思っている』と言われました。

次の作業日までの間に、引き落とし口座の件などで何回か電話でのやり取りをしました。約束の日の前日、病状悪化のために一旦契約を解除しますとの連絡がありました。